ねざめゆ

title: ねざめゆ(寝醒夕)

■ 2006年02月01日(水)  検診にて
38週の検診。
ドクター「やっぱり、ちいさいわ・・・」
まじー?

またしても、レベル2ウルトラサウンドを受けるはめになりました。めんどくさい・・・でも、もう会えないと思っていたたまごん(出産したら毎日会えるんだけど)に、再び会えるということに気付き、うきうきです。

今日で、自分の仕事が一段落つきました。あとは、ボスのお仕事が残るのみ。自分のを終えちまったんで、
私「たまごんたまごん、もう出て来てもいいからなー」
と、話しかけていた私。
なんて不謹慎な・・・なんて言わないでね、Dr.N!(笑)

しかーし!
今日の検診で、明らかになったイースト感染(自分では気付いててんけど)。出産時にたまごんが感染でもしたら!?と、いうことで、もうしばらく待ってね。こいつが完治してから、出ておいで♪

■ 2006年02月02日(木)  過去の日記
ずっとたまっていた過去の日記を、ちまちまと書いております。
え?なんで、今更1月の分を書き込んでんやって?
だって、妊娠中の話って、妊娠中にしかできへんくない???笑

あと、出産後の話は「お楽しみ」にとってあるから!?

「日にちなんて、気にしなきゃいーじゃん」
って声が飛んできそうやわ・・・

■ 2006年02月03日(金)  はーすーいー?
破水して入院。まもなく誕生予定。詳細は退院後本人から(笑)。

■ 2006年02月04日(土)  誕生!
じゃじゃーん!!!
本日、2006年2月4日18時5分。
5lb8oz(わからんっちゅーねん!キログラムで言うてくれ〜と何度も思ったワ)。
オス。

タマゴが・・・飛び出しました。

おめでとう!
そして、ありがとう!
『Rieu』shotsとmakirinの大事なタカラモノ。

■ 2006年02月05日(日)  2月3日その1 はすい?
普通に仕事してました。
だって、前兆なんてなかったし!まさか、破水しとるなんて。ねぇ?(何が、ねぇ?なんや?)

9時:蛍光顕微鏡にて、マクロファージくんの観察。
じいいいい。
11時:終了。
ふうううう。
今日も、目を酷使しました。視力の悪くなりっぷりが、すさまじいっす。

で、水の都(=トイレ)へ行ってみると・・・

私「・・・(じいいい)」

これは、、、破水かい?
そういえば、9時の段階でちょっとだけ「あれ?」って思ったんやけど・・・(その段階で気付きなさい、俺!)

私「・・・」

とりあえず、病院(産科)行っとくぅ?
てなことで、お昼ご飯を買う、つ・い・でに、病院へ行くことに(←ココ重要。あくまで、メインはお昼ご飯である)

近くのモールまで、お昼ご飯を買いに行きました。と言っても、スーパーに行っただけ。その中のパン&お菓子コーナーまっしぐらです。

私「・・・(吟味中)」
心の中「うううう。デニッシュが食べたい。が、体重増えたらあかんし。でも、食べたいなぁ。あとは、ろくなもんないし。どうしよう・・・」

あと数週間で予定日、ということで、体重管理を頑張っていた私。甘いモノは食べずに頑張っていたのです。

が、ナゼか、今日は身体が甘いモノを食っちゃえ!と言っています。
私が選んだお昼ご飯は「超・あまあまままクッキー」
ワッフル様のクッキー生地2枚に、超あまあまハニーメープルシロップ風フィリングがはさまっているという・・・手に持っただけで、はみ出た&染み出たフィリングが手をべとべとにするというブツ。

と、水。

おい、妊婦。そんな昼飯でええんかい?とツッコミが入りそうなお昼ご飯ですが、アメリカ人の「超・こってりチーズバーガー&ピザ」よりはマシでしょう(いや、同じくらいダメダメですか?)

お店の外にあるベンチで、べっとべとねっちょねちょ食べながら、病院の診察時間を待ちます。

■ 2006年02月06日(月)  2月3日その2 超あまあまなモノたち
もっちゃもちゃ。
私「あっまーーーーーい」
甘いけど、コレ、快感ナリ。いかん、本当に、アメリカ人ベロになってるんじゃないかしらん。

shotsさんもまた、甘そうなものを食べています。
「チョコココナッツマカロン」
私が、一瞬見ただけで却下したパンです(マカロンなんですけど、パンです)。

shots「・・・苦しい。甘すぎ」
私「ああ、それなぁ。絶対甘いわー、おもとってん。なんで、そんなん選んだん?」
shots「だって、チョコデニッシュ、目の前でなくなったんだもん」

そうそう。私たちのお気に入りパン「チョコデニッシュ」
実は、それを求めてそのスーパーへ来たと言っても、過言ではないのです。そのデニッシュ、私たちがパンコーナーに来た時、4つ残ってたんですよね。私が心の中で葛藤している間に、かつ、shotsさんがもたもた(?)している間に、おばちゃんがカツッカツッ、ってやってきて、4つとも袋の中に入れて行きました。

私「ああ、、、全部持っていかれたなぁ」
shots「4つもあったからさぁ。まさか、全部持ってなんて行かないだろうって思って油断してたのよ」

油断もこうもありません。普通、そんな、4つも買ってくもんなんだろうか?(よくよく考えてみたら、こちらアメリカでは普通ですね・・・。むしろ、4つなんて少ないくらいかも)

私「で、なんで、それなん?(チョコココナッツマカロン)」
shots「なんとなく」
私「・・・。それ、絶対、甘いって思っててん」
shots「そうなの?」
ええ、そうなの。そして、甘いだけじゃなく、食べきるのは苦しいだろうな、とも思ってました。名前からして、想像出来る味&材料。大量のココナッツに、ただでさえ甘いチョコレートを絡めて、グラニュー糖が溶けきらへんくらいに投入されてる、ハズ。くどそう・・・

私「そんな食べんの苦しいんやったら、半分だけ食べて、あとは残しとけば?で、もう1個買ったうまそげなフルーツデニッシュ食べればええやん」
shots「あ、そうだねぇ!」
私「そんな、無理して、全部食べきらんでも・・・」
shots「でも、いいや。食べる。もう半分食べちゃったし」
いや、だから、その残り半分を残しとけばええんやんかー?!あ?

ああ、本当にまずそうに食べておられる。

shots「はあ・・・食った」
私「デニッシュはー?」
shots「もう、いらない。あなた、食べていいよ」
私「えーーーーー、太るし」
shots「大丈夫でしょ」
私「えーーーーー」

3秒後。
もっしゃもっしゃ。
私「うまいわぁん。ま、チョコデニッシュには負けるけど」
半分だけいただきました(いや、半分でも十分ですよ。カロリー的に)。

■ 2006年02月07日(火)  2月3日その3 なんですと?なんと、適当な・・・
さてさて。
血糖値最大のmakirin、クリニックへ参ります。
アポ無しで、いきなり行っちゃいましたけど。いいよねぇ〜?ほら、もしかしたら、緊急を要するかもしれんし!?

私「はろう〜。あのね、破水したかもしれんのやけど」
スタッフ「あら、じゃ、病院(=ホスピタル)へ行きなさいな。予約なんてなくていいのよ」
私「いや、破水したかどうかわからんのよ。だから、チェックして欲しいねんけど?」
スタッフ「ああ、まだ、なのね。なーんだ(笑)」
おい、コラ。なーんだ、ってなんだね。みんなで大笑いしてるしー。

で、「じゃ、入って」みたいな感じで診察室へ通してもらいました。
破水しているかどうか、ってのは、膣内のpHをチェックして診断を下します。
が・・・

ドクター「わかんない」
えええええ?

ドクター「もう、病院行って」
はああああ?

ドクター「このまま病院へ行ってね、超音波で破水してるかどうかチェックしてもらってチョーダイ」
ひいいいいえぇぇぇ、え?

ドクター「じゃあねー!またあとでねー」
ひょへええぇ?

私「・・・病院行くん?」
shots「行け、って、行ってたねぇ・・・」
私「・・・超音波でなんかわかんのか?」
shots「まぁ、近くだから、行っとく?」

超のんきな2人。「行っとく?」ってナニ?(笑)

■ 2006年02月08日(水)  2月3日その4 咳をすればわかるのか?
出産予定のホスピタルへ着きました。
事情を告げると、産科へ通されました。そして、若いドクター登場。

ややテンション高めのドクター「破水したの?」
私「いや、わからんから超音波で検査してもらえって言われて」
さらにテンション高まるドクター「OK!じゃ、こっち来てっ!」
と、白衣をひるがえしながらてくてく。
私もてくてく。

テンション高いままのドクター「咳をしてちょ」
私「?・・・こほ?」
ドクター「もっと!ごほほおおおって」
私「ごほおおお?」
ドクター「何か出た?」
私「別に・・・」

ああ、羊水がもれてるかどうかってことなのね?確かに咳したら、腹圧かかって、羊水だばーってなるかもねぇ?

ドクター「ま、いいわ。じゃ、全部脱いで、これに着替えて」

えー?
超音波だけやのにー?ガウンみたいなのに着替えなあかんのー?面倒くさいなぁ。まぁ、しゃーないか・・・

お着替え。
そして、ベッドに寝かされてしまいました。

ドクター「じゃ、あなたの順番になったら呼びに来るから。今日は、超音波が混んでるか空いてるかわかんないけど」

?「超、混み混みよ!」
と、カーテンで区切られた隣りのベッドから声がします。
?「あたし、何時間も待ったもの」
ドクター「↑だって。じゃーねー」

うわあ。軽いなぁ。テンション高いまま、去っていったドクター。
取り残された私たち。
私「・・・とりあえず、待てとな?」
shots「そうだね」

■ 2006年02月09日(木)  2月3日その5 なんですと?かも、ってナニ?
待つこと数時間。
仕事途中のshotsさんは、職場へ帰るにも帰れず。待たされ続けます。

まさか、こんなことになるとは思ってもいなかったので、暇つぶし用の本も論文もありません。つまらない・・・

はっ!誰か来た!

やっと、呼ばれました。
車いす登場。
私「?」
shots「さ、早く乗って」
えー。変なの・・・
病人でもなんでもないのに、車いすで超音波ルームまで運ばれます。運ぶのは、運ぶの専門のヒト、トランスポーターさんです。そんな職があるのね・・・

超音波ルームに着くと、運び屋さんは去って行き。またまた、待たされる私たち。
私「なんで、車いすなん?」
shots「車いすで運ばないと、訴えられるから」
私「ふーん」
変な国。

・・・まだかよ。

・・・早くせーよ。

・・・寒いねんけどっ!(アメリカの病院ですもの。勿論クーラーがんがん。超さむさむです)

待って待って待って、やっと呼ばれました。

超音波ルームに入ると、私は少々うきうきしていました。だって、もっかいタマゴさんと会えるんだもの。わーいわーい。

・・・と、思っていたのに、モニターは全く見せてもらえず。冷たいゼリーをハラに塗ったくられ、プローブでごりごりやられ、終了しました。かつ、

私「破水してる?」
技師「わかんない。・・・してる、かもね」

なんじゃそらー!
かも、ってなんじゃー!

で、かも、やったら、どうなるわけ?

■ 2006年02月10日(金)  2月3日その6 入院
待たされていたベッドに戻り、主治医のドクターの意見を聞くことになりました。

私「破水なんか、してないんちゃーん?」
shots「さーあ?」
私「いつ帰れるんやろか」
shots「このまま入院だと思うんだけど」
私「なんでよっ!」
shots「いや、なんとなく。そんな気がするんだけど」

shotsさん、ビンゴでございますうっ!←嬉しくない・・・

ドクター「もう、このまま入院してちょうだいね」

がびーん、がびーん、がびーん。
なんでそんなにがびーんってなってるかと申しますと、こちらでは、入院した時から『絶食』なんです。なんと、水もダメ。

すでに夕方。昼ご飯は、血糖値は上がるものの、腹もちの悪いお菓子とデニッシュパン(すでに、消化完了して、胃はカラッポ)。そして、陣痛もまだ来てないし、出産はいつになるかわからんし。なのに、絶食?絶食ですか???

入院がイヤだったのは、絶食がイヤだったからという・・・どこまでも食い意地がはっております、私。今夜から入院ってことで、一旦家に帰らせてくれれば・・・出産準備とか何とか言って、たらふくメシを食って・・・(泣)

どうにもなりません(大泣)

そして、そのままLDR(Labor Delivery Room)へ連れて行かれました。くすん。

■ 2006年02月11日(土)  2月3日その7 信じられない・・・位に痛いのよ?
アメリカでは、陣痛室と分娩室は同じになっているようです。私がいたところより、さらに大きくゴージャス(?)な病院になると、産後滞在する産褥室も同じになっていて、陣痛が始まって病院に到着し入室したら、退院するまで同じ部屋で過ごすことができるようです。残念ながら、私が入院した病院はそうではありませんでしたが(よって、産後は別の病室へ移動せねばなりませんでした)。

LDRには、ベッド、新生児用処置ベッド(ベッドというよりは、単なる台みたいやったけど)、テレビ、ソファ、テーブルがありました。

とりあえず、ベッドに寝かされ。胎児の心拍数と子宮の収縮具合をモニターするための器具がハラにぺたぺたと着けられ、点滴のラインをとられ・・・

私「えぎゃああああ、あっ」
↑子宮口チェックです。

イタイ。痛い。いたいんじゃああ!

ドクター「痛いの?ここから胎児が出て来るのよ?(笑)」
私「で、何センチ?」
ドクター「1センチね」

ほんまに、1センチ開いてんのか?全く開いてないんじゃないか?と、思うんやけど・・・(開いてることにしてくれたんか?)

ドクターはナースに色々と指示して帰って行きました。
ドクター「また明日ね!」

と、いうことは、明日まではタマゴは出てこんのだな。そして、陣痛は?やっぱ、誘発すんのか?

ナースがやってきました。
ナース「今から、お薬を入れるからね」

私「わぎゃあああああ、あああぁ・・・」
ナース「オウ、アイノーウ、アイノーウ、アイムソーリ、アイムソーリ」
↑膣内にプロスタグランジンのしみ込んだフィルムが挿入される。←勿論、ナースが指で押し込む。

イタイ。痛い。いたいーつうとろうがっ!!!

ナースの「アイムソーリ」は、絶対心こもってないのん、まるわかりです。とりあえず、職務上言っとく、って感じ。

はぁ・・・
指が入ってくるだけで、超イタイのに・・・
ソコをタマゴは通って出て来るのですか?本当に?まぢですか?通れんの?

■ 2006年02月12日(日)  2月3日その8 もしかして、きた?
タマゴがお外へ出てくるには、数段階のステップを順序良く踏んでいかねばなりません。それは、母体もそうですが、胎児にも言えることです。母体の私には、全く陣痛がないので、陣痛を誘発するのが、まず最初の処置になります。陣痛が強くなるにつれて、子宮口がじわじわと開き、会陰部がびろーっとのび、骨盤の結合がゴリッと緩くなり、タマゴはもそもそと子宮口へ辿り着くのです。

プロスタグランジンを挿入されても、しばらくはなーんにも起こりません。

shots「とりあえず、仕事終わらして、で、家帰ってくるね」
私「おうよ」
shots「何か欲しいものある?」
私「えっとー。なんやろ?」
shots「陣痛乗り切りグッズ・・・本とかコりんごとか」
私「んー、そうやなぁ。じゃ、それで」
shots「らじゃー」
私「いてらー」

ヒマヒマじゃ。

・・・ん?

・・・なんか、痛い?

・・・ほへ?痛い、気がする。

ぎゃあああ。
痛いっすうぅぅぅっ。
キタキタ。

■ 2006年02月13日(月)  2月3日その9 こうやって夜は更けていくのです?
いたーーーーーーーーーーーあぁーーーーーあ・・・
・・・いんじゃ、コノヤロー!
ひっひっひっひっひひぃ。。。

久しく味わっていなかった生理痛の超イタイばーじょんみたいな、そんなこんな痛いなんて、知らんがな、いきなりきますかいな、おいコラ、聞いてないよぉーん♪って言っちゃうぞ、コラ、ああああ、いたったたた、いた・・・

・・・ふう。←陣痛の波、去る。

ふへぇ。なんですか、これは。痛いですがな。ああ、痛かった。
これが陣痛というものかぁ。して、これがいつまで続くとな?

ふ、ふ、ふううううぎゃあああ、い、い、いたい、いたい、いーだーいーんじゃーああ、えふえふえふ、う、う、なんか、すぐ帰って来はったけど?何分おきなんや?なんか、早くないか?たしか、病院に来てね、って言われてたのは陣痛5分おきになったらやんな、いま、もう5分とかたったんか?い、いたいねんけど、さ、もしかして、さっきより痛い気がすんねんけど、まだ強なるんか?うそやろ?なぁ?

一体誰に話かけているのやら・・・
まだまだ夜は続きます。

■ 2006年02月14日(火)  2月4日その1 やっと日付がかわりました
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やっと、日付が変わりました。
しかし、陣痛が始まって、たったの1時間しかたっていません。陣痛が何分おきにやってくるのか、知りたいところですが、時計も持っていない私。わかりません。部屋の時計は、ぼんやりとしか見えないので、時間を計ることもできず。まぁ、もう、入院して陣痛誘導してるんやから、何分おきに陣痛がある、って計る必要もないんですけど。

shotsさんが、仕事を終え、入院グッズを持ってきてくれました。

私「おーがーえりぃ」
shots「ナニ?どうしたの?」
私「いだい」
shots「陣痛始まったの?」
私「おうよ」
shots「大丈夫?」
私「全然」

陣痛逃し作戦。
みなさん、どうなさったのですか???
EGGクラブによると、読書、アロマ、マッサージ、お香、音楽、などなど。
ようは、痛みに気がいかへんように、何か他のことに集中すればいいってことやろ?思いっきり、根本的解決になってへんけど。なんで、痛みを経験することが必要やの???

shotsさんは、私の愛する『吸血鬼ハンターD』シリーズを持ってきてくれたのですが、痛い。痛くって、本に集中できへん。こんな状態で読んだら、Dに悪いわっ!

私「ところで、今、何分間隔なん?」
shots「さあ?」
私「さあ、ちゃうつーねん。そこの紙、見てーな」
shots「?」
私「子宮の収縮っぷりとな、タマゴの心音と、あと、タマゴが動いたらポッチがつくハズやねんけど」
shots「ああ・・・(モニターからわしわし吐き出される紙、解読中)ええっと・・・2分間隔、かな」
私「ひええ。2分か・・・で、これ、いつまで続くんやと思う?」
shots「生まれるまででしょ?」

いや、だから、いつ生まれると思う???
まだ、2月4日になったばかりです。
ドクターは「また明日ね!」って言ってた。多分、診察に来たとしても、それは朝か、午後。どっちや?いや、どっちでもええねん。どっちにしろ、あと6時間とか12時間とか、このいたーいのが続くんやな・・・

私「はぁ・・・」

■ 2006年02月15日(水)  2月4日その2 慣れ、の重要性を知る
陣痛とは、タマゴさんを外に押し出すための子宮の収縮のことで、適度な強さがあって初めてタマゴさんは子宮口へ到着できるそうです。でも、子宮口に到着しても、子宮口が開いていなければ誕生できませんし、反対に、子宮口だけが早く開いても、陣痛が弱いとタマゴさんは子宮口まで辿り着けません。要するに、この2つがうまくかみ合わないとお産はすすまないそうです。

通常、陣痛の始め(5分とか10分間隔)だと、子宮口の開きは1〜2cmくらい。痛みが強くなる頃(4〜5分間隔)でも、まだ3〜4cm。超イタイタの3〜2分間隔の陣痛がきた頃に、やっと7〜8cmくらい子宮口が開くそうです(全開は10cm)。

『ヒトが味わう中で最上級の痛み』と言われるお産の痛み(そんなとこで、最上級じゃなくてもいいのに)に耐えれるのも、だんだんとその程度が増して、だんだんと間隔が短くなっていくから、ある程度はカラダが慣れていってくれるのでしょう。

なのにぃー、なあぜぇー、はをくーいしばりぃー、きみは−ゆくーのかぁー、そんなぁーにしてぇまでぇー。
いや、タマゴさん、生まないかんからやけど・・・

私の場合、無痛の状態からいきなり2分間隔。しかも、結構痛い。徐々にカラダを慣らして・・・なんつうことは許されないのです。

でも・・・

いきなり苦しいのは、タマゴさんも同じ。子宮が収縮するたびに、タマゴさんは子宮口の方へ押しやられてしまうのですから。いきなりなんじゃ?って思っていることでしょう。そんな、聞いてないよぉ〜って、思っているのはタマゴさんの方かもしれません。ごめんねぇ。がんばってね!

■ 2006年02月16日(木)  2月4日その3 らまーず
いたたたた。
依然として2分間隔。まぁね、子宮口が最大になる時が1分間隔っていうから、2分間隔から進まれても困るんやけど、さ。5分間隔になることもないやろうし・・・

shots「ひっひっふーってやったら?」
私「えー」

何がえー、やねん?(笑)

それはそうと、みなさんっ!
ひっひっふー!って知ってはると思いますけど、あれ、吸って吸って吐いて、って思いません?思いっきり、そう信じて疑わなかったのですが、吐いて吐いて吐く、んですってね!!!そんなら、いつ、吸うねん!ってツッコンだ記憶があります。

私「ふ、ふ、ふー」
shots「もっと、ひっひっふーって!」

なんで、ふ、ふ、ふーじゃあかんねん?
正しいひっひっふーは、ほっぺもあごも動かしません。『ひ』の時は、イの音のお口をして、短く「ひっ!」『ふー』の時は、口を狭めて、ながーく吐くそうです。

一応ね、お産用ビデオ(無修正)を観た時にね、練習はしてみてんけどね、『ひ』ってやった時に、結構歯に力が入るんよ。特に、前歯に。別に、歯が弱いわけじゃないねんけど、歯に力が入ってるってことはカラダにも力が入ってるってことやん?全然、リラックスになってへんことに気付いたんよね。だから、

私「もうええわ。ラマーズ、いらん」

放棄。思いっきり放棄です。
ラマーズ法って、痛みを取り去る方法やと思ってたのにさぁー。ガッカリ。痛みを乗り切る方法やねんでぇ?!しかも、やっぱり、痛みから気を逸らす、つうだけ。みんな、よく頑張るよなぁ・・・と正直思いました。

■ 2006年02月17日(金)  2月4日その4 ミドルネームの付け方
shots「『Rieu』って読みにくいよねぇ。ミドルネームつける?」

ええっと?なんですか???
いきなり、何を言い出すのかと思ったら・・・
ヒトが、2・分・間・隔・の・陣・痛・で、苦しんでる時に、何を言い出すのだね?ええ?

shots「だからさ、読みやすいミドルネームでもつける?」
私「例えば?」
shots「ルーク、とか」
私「・・・」

ルーク・スカイウォーカーしか、思いつきません。
多分、マーク・ハミルが超かっこよかったら、即決定だったでしょう。そのミドルネーム。如何せん・・・マーク・ハミルより、あきらかにハリソン・フォードの方がかっこよかったんやもん。←私がそう感じた、だけですよ。

shots「何がいいのー?」
私「他にないん?」
shots「同じスペルで、ルカ、とかも読むんよねー」
私「・・・」

無言でしたが、ちょっといい感じ〜♪って思ってました。
さて、私の頭の中に浮かんでいた人物は誰でしょう?!見事、思考が一緒だった『ぷんぷいさん』は知っています。
じゃじゃじゃーん!それは!?
ERのルカ先生でーす。ゴラン・ウ゛ィシュニック!かっこええ・・・
ルカ、ならいいぞ。
ミドルネーム。
うふ。

■ 2006年02月18日(土)  2月4日その5 聞きマネ
私「shotsさん、ねときい?家帰ってさぁ」
shots「ナニ、言ってんの?!」

無理を言う私?

shots「生まれたら困るじゃん!」
私「まだ、生まれへんてばぁ」

多分、やけど。確信がないから、困るんや。

私「また、仕事行くんやろ?」
shots「うん、朝になったらね」
shots「それより、あなた、寝なさい、って寝れないか・・・」

確かに。寝れません。2分おきに寝る?いやーん、そんな器用なことできへんし。

私「寝れたら、寝るけどなぁ・・・」

寝れるわけもなく。でも、病室に泊まり込んでくれるshotsさんが寝れるように、と部屋はまっくらです。本を読むのも、気が乗らへんし。音楽でも聞くか・・・

コりんごさん登場です。
この日の為に、いろんな曲が入ってます。勿論、私の好きな曲ばかり。ジャズから、レゲエ、ロック、ポップス、いろいろ。

私「♪♪♪」
時々、歌います。
私「@@@@@@」

えっと、全部洋楽です。
私「#$$*&@ったら、@@$&@」
聞きマネです。

歌える曲は限られています。しかも、サビだけ、とか・・・(笑)

まぁ、それでも、気ぃ良く歌ってたんですが。
陣痛の波がやってくると、バラードなんて歌ってられません。
U2「With or without you」
却下。ぷち(早送りボタンをぽちっとな)

Roxette「Listen to your heart」
ぷち。

Queen「I was born to love you」
私「あーいわぁず、ぼーん、とぅ、らあぁびゅー。うぃえーぶしんぐびー、おまいはーあぁ。おーおおいぇえええ。あー、いわずぼーん、とぅ、ていけーおぶゆーうううううぅ、えーぶしんぐでい、おまーいはー」

Beyonce「Crazy in love」
私「ちゃー、ちゃらっちゃ、ちゃらっちゃー、ちゃらっちゃっちゃらっちゃ(←伴奏)。んー、あい、ちゃっちゃら、ちゃちゃちゃああいず、ちゃらっちゃっちゃ・・・(←全く歌詞を知らない、かつ、聞き取りもできてない、よって、歌えない)・・・がめるきそ、くれーじらいなぁ、ゆ、るーきがめるきそ、くれーじらいな(←一応サビ。でも、歌詞は知らない)・・・」

いいんです。めちゃくちゃでいいんです。私の気がまぎれれば・・・

■ 2006年02月19日(日)  2月4日その6 何回チェックすんねんっ!?
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歌い続けて数時間。
ヒトって、眠い時には眠れるものなんですね、痛くっても。
朝方、数十分、うつらうつらしていました。その間は、勿論、痛みを感じていません。半目で、もへぇ〜ってしてた時は、シアワセでした。痛くないから。も少し覚醒してしまうと、痛みの波を感じるようになってしまって、ああ、なんで俺、もっと寝てへんのや!?って思いました。

ノド痛い。
歌い過ぎ?

shots「何かいる?」
朝飯が食いたい。でも、食べれない。ハラ減った。お水も飲めない。

shots「氷とってこようか?」
お願いしますう。しかし、水はダメで、なんで氷はいいねん?

shots「一気に食べれない、いや、飲めないからじゃない?」
じゃ、氷を溶かして、ごっくんごくんと飲むのはダメなのか?

shots「さーあ?」

まぁ、shotsさんを問いただしても仕方ないので、持って来てもらった氷をぽりぽり。ああ、全部レンジでチンして、溶かして、一気に飲みたいぞう!

あ、ナースだ。
ナース「じゃ、子宮口チェックするわね」

ええええ?いやーーーー!いやーーああーーー!また、あの痛いのを・・・

ナース「オウ。アイムソーリ。アイノー。アイノウ」
うそつけー!(わかります?「Oh, I'm sorry. I know, I know.=ごめんねぇ、わかってる(痛いのは)わかってるわ」って言ってるんです)
うそつけー!
わかってないやろー!
ごめんって思ってないやろー!

陣痛の鈍痛とは違った痛みが・・・
陣痛と比べれば鋭痛?とも言えるけど、どっちが痛いって言われたら、結構微妙な質問です。どっちも、痛いもん。

ナース「2センチね」
はあぁ?
一晩頑張って1センチしか開いてへんの?
12時間。12時間で1センチ。えっと、全開が10センチ。あと9センチ。あと何時間???

まだまだ、お産がすすみそうにない私。shotsさんは、お仕事へ行きました。そんな急がなくっても大丈夫よぉ。まだ、生まれへんって・・・

■ 2006年02月20日(月)  2月4日その7 だから、何回チェックすんの?ドクター早ぅ!
ただただ、痛みをガマンする。shotsさんもいないし。することないし。やっぱり、お歌を歌うしかない?でも、いきなりナースが入ってきたら、恥ずかしいし。・・・って、多分、うちの英語は、ナースには英語として受け止められてないやろうから、大丈夫って?まーねー(笑)

ナースは7時に交代するようです。
夜中のナースはとってもイケてなかった(超態度が悪かった。ガムくっちゃくっちゃやってうるさかったのもある)ので、7時の交代が待ちどーしかったのです。はっよ代われっ!はっよ代われっ!

お。
日中の担当ナースは、ヒトの良さそうなおばさんでした。でも・・・

ナース「オウ。アイノーウ。アイムソーリ」
子宮口チェックは同じです。痛いです。とっても痛いです。日本でも、こんなに頻繁にチェックするのでしょうか?

ナース「陣痛は?痛い?」
私「イタイ(やや、怒り気味)」
ナース「エピ、は?入れる?」
私「へ?」

エピデュラル・ブロック。
硬膜外麻酔です。

アメリカでは、エピは出産のプロセス中の痛みをとる安全な方法として、ほとんどの病院で受けることができます。エピは、タマゴさんへの悪影響がなく、陣痛による痛みとタマゴ排出時の痛みの両方に効果がある、優れた麻酔法です。ただ、陣痛の初期に使用すると、出産のプロセスを妨げることがあるので、子宮口が4cm以上開いて、陣痛が強く規則的になるまでは使用しません。

よって、私は4cm開くまで、待っているのですっ!

私「子宮口が4cm以上になるまで、使われへんって言ってたから。待ってるねん」
ナース「あら?大丈夫よ」
私「え?何cm?」
ナース「4cmは開いてるわよ」
私「えー?ほんま???」
ナース「どうする?やる?」
私「やるやる!!!」
ナース「じゃ、麻酔専門のドクターを呼ぶからね。ちょっと時間がかかると思うけど。連絡をとってくるわ」

やったー!
早くきてぇん。ドクター!

■ 2006年02月21日(火)  2月4日その8 麻酔師登場!
ちょっと時間がかかるって、どんなけかかっとんねーん!
いつまでたっても、麻酔師(?)は来ず。相変わらず、痛みをガマンしています。でも、ちょっと気がラクになったかも。もーすぐしたら、もおおおすぐしたら、麻酔をちちっと注入して、痛くなくなるんだもんねー(多分)

別のナースさんがやってきました。
ナース「はあい。もうすぐドクターがくるけど・・・エピについて、理解してる?」
私「え?ある程度はわかってるけど、説明しろって言われたらできへん(英語で説明は無理である)」
ナース「麻酔をする前にね、ドクターがいろいろ説明するの。効果とか、副作用について。質問されるかもしれないし。それを理解していない、って判断されたら、麻酔してくれないかもしれないからね」
私「・・・おうよ(不安)わ、わかったナリ」
ナース「じゃ、もうしばらく待っててね」

がーん。そうなの?どうしよう?言ってることは理解できると思うけど・・・

はっ!誰か来た!
怖そう・・・な顔。

麻酔師←正しいのかしら、この麻酔師って単語・・・勝手に造ったけど。
「はろー。どうだーい?」
私「はろーん。はじめまして。宜しくおねがいします」
麻酔師「おっけー。じゃ、硬膜外麻酔について説明するから」

ほにゃららほにゃらら。ほにゃにゃにゃにょ。うにゅにょにょにょ。

麻酔師「わかった?」
私「わかった!」
↑ウソである。すんごい早くって、単語しか聞き取れず。よって、推測で文章を作っておりました。まぁ、大事なのは副作用じゃろ?そこらへんは理解したからよいとしよう。

麻酔師「じゃ@@@@して」

え?ナニ?なになに???
私「・・・(ナースに訴えるような視線を送る私)」
ナース「背中を出して、こっち向いて、ね。まず、消毒するから」

えええ???さっきの聞き取れへんかった@@@@の中に、そんなにいっぱい要求が詰め込まれてるんですかい?私には、全くわかりません。優しいナースさんでよかった・・・

ガウンをペリッとめくられ、背中を出すと、アルコールで消毒。しゅわしゅわ、じわーっとあったかい感覚。でも、不安がいっぱい。硬膜外麻酔って、どうやってやんの?もしかして、すんごいイタイんじゃないの?なぁ?そうなん?どうなん?

ナース「背中を丸めて、力を抜いて。りらーっくす。リラックスよ。ほら、肩の力を抜いて!」
優しいナースさんは、私の真ん前に来て、私の肩を抱いてくれています。不安と緊張と陣痛の痛みとで、私のカラダはカチコチですもの。
ナース「りらーっくす。りらーっくす」

私は、ナースさんにしがみつきました。木にしがみつくコアラのように。(ちなみに、ナースさんの体型は、がっちり型です)

ちく。

ひゃああああああ!

■ 2006年02月22日(水)  2月4日その9 麻酔万歳!
ちく。

ひええええええええ。

ちく。

もひょおおおおおお。

なんで、そんなちくちくちくちくちくちく、するわけ?ええ?

麻酔師「@@@@@?」
私「???」
ナース「彼女は陣痛で痛がってるのよ」
麻酔師「おっけー」

よくわからんが、ナースさんが助けてくれた模様。

麻酔師「今から入れるから」

え?
今までのは何やったん?←カテーテルを硬膜外腔にいれるための、いわばホンちゃんの針刺しの痛みを除去するための、局所麻酔でした。

なん?
・・・なんか、きもい。

麻酔師「何か感じる?」
私「うん。感じる・・・」

でも、なんて形容したらいいかわからへん。日本語でもわからん。とにかく、何かが、背骨の中にいる!って感じ。

麻酔師「どう?痛い?」
私「いや?(何が?)」

ナース「じゃ、陣痛の痛みがきたら言ってくれる?」
私「はーい」

・・・
私「あああ、今痛い。きたきた。痛ーい」
ナース「おっけー」

・・・
私「あ、痛い。気がする」
ナース「おっけー」

・・・
ナース、私を見る。
・・・
ナース、モニターを見る。
・・・

ナース「痛い?」
私「痛くない、い?」

・・・
ナース「どう?」
私「痛くない!!!」
ナース「おっけー!(にっこり)ドクター、オッケーです。ありがとうございました」
麻酔師「よし。じゃ」
私「あ、ありがとうございました」

注入して数分。
あの恐ろしい程の痛みが消えました。皆無。すげえ!すげえよ、おい!

ナース「じゃ、導尿するから」
私「は?」
ナース「麻酔入れたら、トイレには行けないのよ?」
私「え?そうなん???」
ナース「そうなの」

またしてもカテーテルを入れられるのかー。考えただけで、痛いねんけど・・・
あれ?もう、いれたん?
すごーい!
麻酔って、すごいよ!!!
ナニされても痛くないよ!!!

■ 2006年02月23日(木)  2月4日その10 麻酔ってステキ!と、しっこ袋を垂らしつつ叫ぶのだ
2分間隔の陣痛を耐えること12時間。
やっと!やっと、麻酔が投入されました。一気に2つもカテーテルが増えたけど(麻酔のんと排尿のん)

麻酔薬は、すこーしずつ投入されている模様です。背中にぷっすり刺さっているカテーテルが動いてズレるとシャレにならんので、横向きで寝ています。

トイレにいけないどころか、足も動かせないってことに気付きました。いやぁ、それでも、麻酔ってすごいよ。マジで!

麻酔師とほぼ入れ替わりに、shotsさんが帰って来ました。

shots「え?もう、エピ、いれちゃったの?」
私「うん。いまさっき。ドクターみた?やろ?」
shots「えええええ?見たかったのにー。写真撮ろうと思ってたのにー!」

撮ってもらいたかったけど、確かに。もしくは、作業を見て中継して欲しかったなぁ。

shots「残念ー」

shots「で、痛くないの?」
私「うん。ぜんっぜん!すごいで、すごいで。全然いたないもん」

と、この感動をとっても伝えたいのだけれど、痛みを体験してないshotsさんに言っても仕方ないんよな。どーんなけ痛かったことか!で、あれがなくなったなんて、あんびりーばぼーやわ!!

shots「見たかったなー。むー」

カテーテル、ズレたら、もっかい注入してるとこ見れると思うけど・・・いやよ?

私「でな、動かれへんねん」
shots「当たり前じゃん」
私「え?そうなん?」
shots「だって、麻酔してんでしょ?」
私「トイレも行かれへんねんでー!」
shots「ふーん。じゃ、どうすんの?」
私「カテが入ってるねん。で。この横(ベッドの横)に袋がたれてるやろ?・・・って、見んでええ!見るな!」

自ら、自分のしっこを見せるバカがどこにいる・・・(苦笑)

■ 2006年02月24日(金)  2月4日その11 やっと昼
お昼です。
でも、お昼ご飯が食べれない私には、なーんも嬉しいことなんてありません。でも、クリニックの方がお昼休みなのか、ドクターが様子を見に来てくれました。

ドクター「はろう!どう?」
私「おっけぇよ!」
ドクター「エピ、入れたの?」
私「うん。ナースが4cm開いたって」
ドクター「何時に?」
私「え・・・多分11時くらいかな?」
ドクター「じゃ、チェックしてみるわね」

おほほほほ!
もう、麻酔が入ってるから痛くないもんねー。
あ、なんか、入ってきた?って感じるくらいで。
えへへ。しあわせー。
痛みっていうのはとっても大事な感覚だ、ってのは、よーくわかってんやけどなぁ。今は、いらん。もううう、いらん。

ドクター「3cmしか開いてないわよ」
私「え?」

ドクターの困ったような顔・・・
私としては、早くから痛みが除去されたので、とっても嬉しいんですが。そうや、そうやったわ。早くからのエピは、出産のプロセスを邪魔するんやったわ。いかん。それはいかん!タマゴさんに影響があったら・・・タマゴさんが苦しむ結果になったら・・・

ドクター「まぁ、いいわ。じゃぁ・・・」

と、ナースとお話中。

およ?
もしかして、今後はオキシトシンですか?
まぁ、そこらへんの予想はしとったから、驚かんけど。てっきり、お注射されるのかと思っていたら、点滴の中に少しずつ入れられるようです。1時間に数ml。

ドクター「じゃあね!今夜、夜中には生まれるでしょう!また夜中ね!」

夜中かぁ・・・
まぁなぁ・・・今、子宮口3cmしか開いてないんやもんなぁ。あと7cm。そうそうちゃっちゃと開くもんじゃないんやなぁ。夜中かぁ。

モニターに映るタマゴさんの心音をチェックしながら、今は、タマゴさんと自分の体にまかせよう、と思いました。

■ 2006年02月25日(土)  あ・・・
『あやかちゃんの』が、なくなっとる・・・

■ 2006年02月26日(日)  2月4日その12 日本にいたら、のたうちまわってるんやろうけど
ヒマヒマです。何もすることがありません。日本にいたら、きっと、痛みに耐えて耐えて耐えまくる時期なんだと思いますが、なんせ麻酔がかかってるもんですからっ(おほほほほ)!

痛くないのは、本当に天国です。
第2子ができたら、どうしましょう?陣痛の苦しみに耐えれるかしら?(勝手に、日本に帰ってから、第2子妊娠と仮定していますが)と、今から不安になっても仕方ないんやけど。麻酔なしで、タマゴを産む人々に敬意を払わずにはいられません、マジで。

麻酔中は、ナースさんが30分おきにやってきて、カラダの位置を変えてくれます。今は、左向き。次は、右向き。で、また、左へ、と。うっ血するからかなぁ?
自分でね、ほんま、何もできへんのですよ。カラダの向きを変えるこすらできへんねんもん。腰から下の感覚が全くない。勿論、しっこをしている感覚もありません(笑)

さて、何をして時間をつぶすか?今の私に何ができるのだろうか・・・
ミドルネーム云々とかいうのも、こういう「痛くない」時にしてくれればいいものを〜。shotsさんはお仕事やから、話合うこともできず〜。

とりあえず、また、歌っとく?

■ 2006年02月27日(月)  2月4日その13 英語で会話ーやろうと思えばできるもんだ
結局、ナースさんを取っ捕まえて、お話していました。

どうも途中(エピ入れるところへん)から、ナースが変わったようで、ヒトの良さげなナースから、もっとヒトの良さげなナースさんになりました(後で知ったのですが、最初のナースは、どうもイケテナイナースだったそうで・・・そういえば、子宮口の計測も間違っとったしなぁ〜)

そのナースさんとお話しながら、、、子宮口が開くのとタマゴさんが下りて来るのを待ちます。
以後、そのナースさんのことは、親愛なるJと呼びましょう。

J「あなた中国人?」
私「え?日本人」

ドクターは中国人やからなぁ。中国人の患者や妊婦が多いんやろうなぁ。つーのはわかるけど、やっぱり、日本人と中国人とって見分け付けへんねんや・・・うちらからしたら、すぐわかんのに〜。

J「日本のドコから来たの?」
私「大阪あ」
J「それって、首都?」
私「ううん、首都は東京。大阪は・・・第2の都市?かなぁ?」
J「ふーん。えっと、古い街で、伝統的な、、、あ!キョート、京都ってドコにあるの?」
私「あ、大阪の近くやよ」
J「キョートとナガサキなら知ってるわ。行ったことないんだけど。行ってみたいけどね」

ほほう。
東京と大阪よりも、京都と長崎の方が知名度高し・・・と。

私「日本へは?」
J「一度もないわ。旅行に行く時間もないしね」

彼女には、まだ小学校にもあがっていない2人の子供がいるそうです。

J「あなたは、、、ファーストベイビーね?」
私「おう!」
J「働いてるの?旦那さんと同じ所で?産後はどうするの?」
私「・・・そうなんよなぁ。ボスはそっこう復帰しろ、みたいな感じやし。産休もないし、お金も稼がんといかんし、働かなあかんやろなぁ」
J「ベイビーは?ご両親か誰か、来るの?」
私「ううん。誰も来んの」
J「じゃあ、大変ね・・・」
私「Jは?子供はデイケアに預けてるの?」
J「いいえ!デイケアはダメ。嫌い。預けるの?やめた方がいいわよ!預けるくらいなら、ほら、旦那さんと交代で面倒を見て、働くとか。できないの?」
私「わかんない」
J「私たち(旦那様とJ)は、交代で子供たちの面倒を見てるの。彼も看護士なのよ。ERのね」
私「わお!すごいね!でも、大変そう・・・夜勤とか」
J「大変だけど、シフトをうまく組めばやっていけるものよ。子供はいいものよ。どんなに見てても飽きないし、楽しいし、何よりも大切だわ。あなたたちも頑張ってね。デイケアに預けるくらいなら、専業主婦の方がいいかもしれないわよ」
私「・・・うーん。でも、暮らしていけんくなるから(苦笑)」
J「そうねー。フロリダは高いわね、家賃も物価も」

やっぱりそうなんか!高いんじゃーん!!!

彼女の家は、私たちの家の近くのようで、そのあたりのデイケアについての情報も教えてもらいました。が、ドコでも同じで、デイケアに預けて良いことなんて、なーんもナイ、みたい。さーて、私の産後はどうしたもんかのう。

ナースは、数人の患者を受け持っているらしく、Jは別の患者さんの所へと去って行きました。
私は、というと、Jとの会話を思い出しながら、あの時はああゆう風に言えば良かったとか、こう言いたかったのに単語が出てこんかったけど、別の言い回しでああ言えば良かったとか、考えていました。

英会話、まだまだです。

■ 2006年02月28日(火)  2月4日その14 作り笑いもできませんでした
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夕方4時。
またドクター(以後、Dr.Zとさせていただきましょう)がやって来てくれました。どうも、私以外にもあと2人、ドクターの受け持っていた妊婦さんがいるようです。

Dr.Z「6cm。やっぱり、夜中ね」

やっと6cm!?えっと、6時間弱で3cm開いたんやな?あと4cm。ドクターのいう通り、夜中なんかもしれません。

私「ん?」
Dr.Z「ナニ?」
私「・・・痛い」
Dr.Z「?」

なんか、横で器械がぴーぴー言ってます。あれは確か麻酔薬をちょっとずつ注入するための器械。

私「shotsさん、ナニ?」
shots「さぁ?」
J「痛いの?」
私「痛いの」
J「もうすぐ麻酔がなくなるんだわ。じゃ、ドクター(=麻酔師)に連絡してくるから」

はーい。待ってまー・・・ぁ・・・あ?

私「・・・(冷や汗)」

超イタイ・・・
2分間隔の陣痛よりも、パワーアップした陣痛が私を襲います。

ぎゃあああ。
痛いいいいったらイタイんじゃああ、なんやねん、いきなり、麻酔なかったら、これを6時間とか12時間とか耐えなあかんのんかいな、そんなんできるわけないやん、って、イタイってば、は、は、は、はやく、麻酔師、早く来いや、おら、えっと、ひっひっふーってやったらええんか?ふううう、ってやっても、めっちゃイタイままやねんけど、らまーずめ、くそう、うそつきめ、痛みがなくなる方法とかだれか見つけ出そうや、いや、やっぱ、この痛みは男も経験すべきやわ、男が出産の痛みを感じたら死んでまう、ゆーけど、そら死ぬかもしれんわ、こんなん、イタイもん、めっちゃ、いやいや、でも男女平等にいくべきやと思うねんけど、ああ痛い!!!

思考はめちゃくちゃです。
そらね、無痛の状態から、パワーアップした陣痛がいきなり来たら、思考もめろめろになるっちゅーねん。
早く来い、麻酔師よ。

結局、ラマーズ法も効かず。波がやってきたら、ただただ持参した枕を握りしめるのみ・・・

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